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デート商法の事例(相談・解約分)

当事務所では、デート商法の被害者は若干女性の方が多い傾向です。女性が被害者の場合には、その場の雰囲気に流されて引っかかってしまうとの印象が・・・。女性の方はくれぐれもご用心ご用心です。

大阪府V社(販売代理店O社)のケース(商材:宝石)/被害者:20歳代女性
東京都O社のケース(商材:美容器具、エステ)/被害者:30歳代女性
大阪府G社のケース(商材:絵画)/被害者:20歳代男性

当事務所はクーリング・オフ、中途解約等について、電話相談を無料にて承ります。1人で悩まずお気軽にどうぞ。
※ まずはこちらからご相談ください。


※ デート商法についての動画を作りました。ぜひご覧下さい。

大阪府V社(販売代理店O社)のケース(商材:宝石)/被害者:20歳代女性

3年前の春頃、Mという男性から、ファッションについてのアンケートをしたいと、自宅に電話がありました。Mは馴れ馴れしい感じで、「何系の服を着ているのか?」「体型は?」などと私に質問しました。そして、話しているうちに、「普通に友達になりたいから携帯番号を教えて」と尋ねられ、軽い気持ちで携帯電話の番号を教えてしまいました。

15~20分くらい会話し電話を切ると、Mから、私の携帯電話に連絡がありました。携帯電話では「何歳なん?」とか、「誰に似てる?」いった雑談をし、メアドもに教えました。Mとはその日から、お互いがどんな人間か、好みの異性のタイプ等、個人的なことを話したり、おはよう、おやすみといった電話やメールのやり取りをするようになりました

数日後、Mより電話があり、「会ってみたい」と面談を申込まれましたが、私は断りました。すると、翌日、Mより電話があり、私に会うために、もうO社があるK県からこちらに向かっている途中だとのことでした。私は突然のことで困惑し、「来なくていい」「会う気はない」と何度も断りました。30分ほど電話のやり取りをしましたが、「見るだけでいい」「会いに行く」とMに押し切られ、会わざるを得ないことになりました。

駅に一人で現れたMと落ち合うと、ファミレスで話しをすることになりました。Mは、見た目はホスト風の23歳の男性でした。ここにくるまでのフェリーや電車内であった事や、M自身は独身で恋人はいない等、雑談をしていましたが、しばらく会話すると、話題はジュエリーに関するものになりました。

Mは、「実はジュエリーのデザインをしていて、将来自分の店を持ちたい」と私に話すと、持参した数点の宝石を取り出しました。「この中ならどれがいい?」と私に尋ね、「お揃いで持とう」と勧誘を始めました。私は「お金がない」「買わない」と断りました。すると、私の収入と支出の話になりました。私は当時の月収を説明すると、Mは「毎月携帯を抑えれば?」「コンビニに行くのをやめれば?」と、諦める様子もなく勧誘を続けました。私は「買う気はない」「車が欲しいし、そっちにお金を使う」と渋ると、Mは買ってくれるまで帰す気はないと、引く気はない、本気で帰さないという態度になりました。さらに、自ら勝手にやってきたのに、「K県からここまでまで来たんよ?」と情に訴えてきました。

勧誘は2~3時間くらい続き、このままでは帰してもらえないと思い、「じゃあ、安いのなら」と、渋々承諾しました。見せられた宝石の中に特に欲しいものはなく、たまたまMがつけていたダイヤモンドのピアスと同じものが一番安いということだったため、これを買うことにしました。クーリング・オフに関する説明はありませんでした。Mから「クレジット会社から電話があったら、はいはいと答えればよい」との指示がありました。

それから1週間ほどすると、Mから「すごい事があった」との電話がありました。聞けば、昇進でき、新しいチームを作り、その上役になれたとのことでした。私は、「お祝いせんといけんね」とMに告げると、「でも、他の人がいっぱい売っているから負けるかも」「200万売れればいい」と答えました。私は「200万は、さすがに厳しいね」と言うと、Mは「協力してほしい。夢をかなえたい」と私の情に訴えてきました。私は毎日のようにMと電話やメールのやり取りをしており、「少しなら」と、商品購入に協力することにしました。

数日後、Mと会うと、Mは「俺がデザインしたネックレスを買って欲しい」と切り出し、150万円のアクアマリンのネックレス、ピアスセットの購入を迫りました。私はあまりの高額さに思わず引くと、Mは「サンタマリアカラーと言って、とても珍しいから高い」と説明し、「珍しい石で、自分が好きな石だ」「これを買ってくれたら、社内で1位になれる」と私に購入を迫りました。

私は約束した手前、申し入れを断ることもできず、契約書へサインしました。M氏はこれらの契約書を会社(O社)にFAXしましたが、当時の年齢、収入では信販会社の審査に通らなかったようでした。するとMは再び会社へ電話し、「ピアスを外して120万にしてくれるって」と私に告げました。私は、再度、契約書へサインしました。やはり、クーリング・オフの説明はありませんでした。

その後も毎日のようにMとメールや電話のやりとりをしていました。Mから電話がかかってくることが多く、「会いたい」「癒される」「寂しい」「仕事忙しくても会いたいと思う」等、言われました。

2度目の契約から1ヶ月経った頃、Mから「オレ、降格するかも」との電話がありました。Mは「あと60万足りひん。仕方ないからロレックス売って、自分でローン組もうな」と私に愚痴りました。前に会ったとき、Mはロレックスの腕時計を私に見せ、頑張って買った、すごく大切だと言っていたことから、私は気の毒に思い慰めると、Mから再び呼び出されました。

数日後、約束の場所で落ち合うと、Mは開口一番、商品の購入の話を始めました。Mは、「パールは冠婚葬祭にも使えるから一つは持っとき」と、65万円のパールネックレスとピアスのセットの購入を迫りました。

私は力になりたいと約束した手前、申し入れを断ることもできず、またもや契約に応じました。後日、別の契約締結につきクレジット契約を申込むと、1社のみならず数社から申込は拒否されました。この契約締結により、どこの信販会社ともクレジット契約が組めなくなったことが判明しました。

その後もメールや電話のやり取りはしました。そして翌年になると、Mから「20万のパールピアス売らないかん」との連絡がありました。私は「うちはローン組めんよ」と釘を刺しました。すると、Mは「現金で買ってくれ。頼む」と私に泣きつきました。私は断り切れず、分割払いでならと、契約に応じました。

これを境にMからの連絡は少なくなりましたが、Mから「客と店員じゃない。ちゃんと将来は迎えに行く」と告げられました。しかし、しばらくすると私はやはり不安になったため、「私はどういう関係なのか?」とMに改めて尋ねました。すると、「好きだけど、恋愛ではない」と告げられました。

徳田さんのコメント

このケースは典型的なデート商法と言えますが、次々に商品を購入させて与信枠の限界までクレジットを組ませ、しかも、最後にはクレジットを使わずにMの口座に振込む形の分割払いで商品を購入させ、その後に「好きだけど、恋愛ではない」と、とどめを刺す・・・そんな流れとなっています。実際にMからもらったというメールもチェックしましたが、私の方が赤面しそうな大げさな愛情表現等も多々含まれていました。商品を売るためだけにそこまでできるものかなあ・・・などと呆れましたが、顧客になりそうな女性には誰にでも言っていたセリフなのでしょうね。Mはホントに元ホストだったのかもしれませんが、いずれにせよ、極めて悪質なケースだと思います。

デート商法の案件は、当事務所でもそこそこあるものの、ここまでエグいケースは初めてと言ってよく、気の毒とか怒りの感情を通り越して、何ともやりきれない気持ちになったことも憶えています。

さて、この手のデート商法では、恋愛感情を利用して、「超安物」の商品を「超高額」で販売するのが常です。クレジットの手数料を入れると、契約の合計額は350万円を軽く超えていました。商材が宝石の場合には、何はともあれ、まずは、査定から始める必要があります。そして、査定結果は下記のとおりでした。

(A)商品:ダイヤモンドピアス (現金価格40万円)
買取額:2,300円
買取後に査定店で売るとすれば、その価格は5万円からどんなに高くても10万円まで

(B)商品:アクアマリンペンダント (現金価格120万円)
買取額:5,980円
買取後に査定店で売るとすれば、その価格は8万円からどんなに高くても17万円まで

(C)商品:パールネックレス&パールピアス (現金価格合計65万円)
パールネックレスの買取額:500円
パールピアスの買取額:10円
買取後に査定店で売るとすれば、その価格はネックレス&ピアスのセットで3万円から5万円まで

(D)商品:パールピアス (現金価格20万円)
買取額:920円
買取後に査定店で売るとすれば、その価格は2万円からどんなに高くても3万円まで

思ったとおり、「とほほ」な結果でした。

被害者が購入した商品で一番高額なのが120万円のアクアマリンペンダントだったのですが、商品に付属する「鑑別書」には「サンタマリアカラー」と記載されていたわけです(注:「サンタマリア」とは、本来、透明かつ濃い青色のアクアマリンを算出する鉱山名。現在、この鉱山は枯渇状態にあり、同様の透明かつ濃い青色の上質のアクアマリンを「アクアマリンサンタマリア」と称する場合がある)。サンタマリア・・「カラー」ですか?サンタマリアっぽい色・・ということ?微妙ですねぇ。(苦笑)

それはともかく、問題の商品は青色も薄くて、いかにも安物という風情でした。商品を見るなり、査定担当者の方は、まず価格設定に驚き、そして「ええっ!?そんな高いんですかぁ?私に言わせれば『クズ石』ですよ!?」と、呆れていました。Mが言った「とても珍しいから高い」との説明はどうやら嘘のようですね。ちなみにこの商品は未使用品です。

また、パールの商品に関しては、「買取額10円」っていうモノもありました。パール自体は最近需要がないとのことで、かなり値落ちしている現状があり、さらに使用されている玉にも凹凸が見られ、あまり品質もいいものとは言えないとの理由でしたが、いやいや、Mの野郎、あんまりじゃんよぉと・・・。これら商品の査定結果を依頼者に告げたら寝込むのでは?と心配にさえなりました。

内容証明では、査定結果を踏まえ、さらに、当時デート商法に関する新しい判例(名古屋高等裁判所平成21年2月19日判例)も出たばかりでしたので、その考え方も織り込み構成しました。実は私が介入する前と、私が内容証明を起案している最中の合計2回、販売店のほうから強気な内容の内容証明が依頼者の方に届いていたわけですが、依頼者と相談したうえで、これらに対しても全て根拠を提示して反論しておきました。起案後、早速、販売店とクレジット会社に送付しましたが、今回は言い逃れができなかったのでしょう。販売店は回答期限を過ぎても一向に沈黙したままでした。・・・勝ったなと。(笑)

細かな経緯は省きますが、結果としては支払済額の約3分の1が一括で返金され、残り180万円余のクレジットの支払いは綺麗さっぱり消えました。まあ、私的には「まだまだ」という感じですが、依頼者の方は結果に大変喜んでいました・・・。

・・・いやはや、しかし、ここまで来ると、もはや「結婚詐欺」のレベルと言っても良いかもしれません。女性の皆さん。誠実な男性なら、好きな女性に自社製品を次々買わせることはしませんよ。まあ、少なくとも私だったら、背伸びのない範囲でプレゼントするほうを考えますよね(笑)。もし、自社製品の購入をしつこく迫られた場合には、「私に対する愛情は本当なのかしら?」「自分の成績アップのためなんじゃないかしら?」等と、男性の本心を疑うべきなんでしょう・・・ねぇ。

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東京都O社のケース(商材:美容器具、エステ)/被害者:30歳代女性

その男性とは出会い系サイトで知り合いました。ハート入りのメールや電話で、さも気があるように、また将来の交際の発展もほのめかされ、食事も数回行きました。

あるとき男性より「自分の職場を観て欲しい」と連れ出されました。「きれいになって欲しいから」とエステの体験を勧められ、さらに、男性から美顔器とイオンマットなどを購入して欲しいと勧誘されました。

契約することを私が不安に思っていることを伝えましたが「痩せて綺麗になれる最後のチャンス」「俺を信じて欲しい」という言葉に負け、契約してしまいました。商品は417,900円でした。

後日、男性の会社で頭金17,490円を支払いました。その時一緒に○○プログラムなる、写真撮影や化粧品、脱毛などもセットになったサービスも契約させられました。サービスの期間は半年でした

契約書に名前、住所、電話を記載し、その日は化粧品と一回分の美顔器での洗顔をセルフサービスで受けました。

その契約書は貰っていません。商品が届いてから、男性からの連絡もなくなりました。家族、友達にも相談できず不安です。

徳田さんのコメント

確かに人間不信となりかねないケースでしょう。男性の狙いははじめから商品を売りつけることだったに違いありません。出会い系サイトや間違い電話を装うなどのきっかけ作りは、デート商法ではよくある手口といえます。

クーリングオフ期間を過ぎてからのご相談でした。よく女性が被害者のデート商法でみられるパターンなんですが、男性は女性の感情に訴える発言はするものの、商品そのものについてのセールストークは少なかったりすることがあります。女性を信用させてしまえば、無理なセールストークを展開しなくても購入してもらえることを見透かしているのでしょう。

上記のケースはまさにこれでした。いくら話を聞き出しても法律上の取消事由が見つかりませんでした。確かに販売目的の不告知といった違反行為もありますが、取消権そのものは特商法の条文からは導き出せません。「なんでもいいから解約せい!」は通用しません。私は「無理由で契約撤回できるクーリングオフ期間もとうに過ぎています。かなりのこじつけになりますし、成功するかもわかりませんが、やってみますか?」と尋ねると、諦めますとのお返事でした。残念です。

女性の皆様。相手に対して無防備になってはいけません。その優しさはモノを買わせるための猿芝居かもしれません。怪しいと思ったらすぐに誰かに相談するべきなんです・・・。

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大阪府G社のケース(商材:絵画)/被害者:20歳代男性

1人で歩いていると、ポストカードを配っている女性がいて、何気なく手に取ると「今、展示会をしているので観て欲しい」と誘われました。2~3回断りましたが、「少しでもいいから」と言うので、観るだけならいいかと思い、女性について行きました。このとき展示場で絵画の販売をしているとは言いませんでした。

受付で氏名、職業を書かされ、その後、その女性と共に2階へ行き絵の説明を受けながら一回りしました。

一通り観てから、女性が「気に入った絵はあるか?」と聞いてきたので1つ選びました。勿論欲しいとか買いたいという意味ではありません。

すると女性は、「この絵があなたの家にあると良いですよね?」と言い、だんだんと購入を勧める話をしてきました。始終気さくな感じで、高圧的な態度ではありませんでした。

何回か断りましたが、私は借金して何枚も買っているとか、将来値が上がるからとか、ここに来たのは運命だとか、この絵を気に入ったあなたはセンスがいいとおだてるなどしてさらに購入を勧めてきました。

そうしていると女性は「社長に値引き交渉してあげる」と言い出し、「値引きできたら購入しよう」と言われました。その絵は100万円を超えているものでした。少ししてから女性は戻ってくると「70万円に値引きできたから購入してくれ」といわれました。

私は一度戻ってから考えると答えたが「今日でなければダメだ」といわれました。「もう、この絵は少ない。将来もっと価値が上がる」等の説明をされて、財産になるし、ここまで一生懸命勧めるので購入しなければ悪いような気持ちになり購入してしまいました。建物に入ってから3~4時間が過ぎていました。

1枚目を購入してから少しして葉書と電話で「絵画作家の来日パーティーがあるから来て欲しい」とでの案内があった。あくまでパーティーだけの案内で勧誘を勧められるとは思いませんでした。

1枚目の購入を勧誘した場所とは違い渋谷のとあるビルでパーティーが催されていました。

従業員らしき人とお客さんがたくさんいました。案内され女性社員に案内され絵を観ながら会場を一回りしました。

しばらくしたら社長がぜひ自分に会いたいと言っていると言われ、少ししてから社長が来て、雑談をして、そのうち絵の紹介をし始め、1枚購入してはどうかと勧誘へと話が進みました。

始終気さくな感じで、普通は3枚飾っておくのが良いが、これなら3枚なくて大丈夫、これは貴重な絵だからなどと言われました。断ると値下げをするからなどと粘られ、根負けしてさらに絵を購入してしまいました。

徳田さんのコメント

これは、正確には一般的に定義される「デート商法」とは言えないものでしょうか?どちらかというと販売員が単に女性だったというだけという・・・。(笑)

早速、業者の登記簿謄本を取ってみました。この業者は本店をあちこちに移転しています。本店移転や商号変更を繰り返すというのも悪質業者によくみられるパターンです。悪評が広まるとリセットして出直すという訳です。また、ネットで検索すると苦情情報もいくつかヒットしました。

女性販売員は「将来値が上がる」としていますが、この絵画は版画です。そんなことはあり得ません。とすれば、特商法でいう、不実の告知に該当します。不実の告知は刑罰(※2年以下の懲役又は300万円以下の罰金等)も科されかねない重大な違反行為であり、現行特商法では不実告知を理由とした取消権も認められています。しかし、これを指摘しても、G社の対応は全くもって不誠実なものでした。やむを得ません、方針変更です。裁判手続きを利用するほかないでしょう・・・。

この被害者の男性はかなりおとなしい方でした。おそらく、女性のセールストークの勢いに、たじたじとなってしまったのでしょう。口数が少なく、人の話をよく聞いてしまうタイプの人は悪質商法に引っかかりやすい傾向があります。振り込め詐欺の被害にあう人のタイプでもあります。こういう方はご注意を・・・。まずいなと思ったら、何でもいいから理由をつけてその場を離れるのが得策ですが、手口を知り、まずは近づかないことが大切ですよね。

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*消費者庁イラスト集より